介護は、どこか自分とは関係ないとか、まだ先のことなどと言って自分事としてあまり考えられてこなかった。
しかし、近年いわゆる終活など自分の最期を考えるのが自然に認知されるようになってきた。
それまでは見えないように蓋をしてきた課題に正面から向き合う風潮は非常に大切なことだ。
介護も、同じように自分事として考えなければならない。
自分に介護が必要になった場合、どのような生活を送りたいかという希望を具体的に考えておくと、より現実味が増してくる。
できる限り介護が不要な暮らしを続けたいのであれば、健康について自分の身体と真剣に向き合わなければならない。
介護を自分事として考えることは、自分を大切にすることに繋がる。
自分の生活の希望を考えておくことは、自分を大切にしていることになるし、それは自分を満たすことに繋がる。
介護を考えることは、自分と向き合うきっかけとなる。