仕事というのは、根本的に他者に与えることです。
与えること自体が仕事における価値と言えます。
決して対価を得ることが仕事の本質ではありません。
そこをまずは理解しておかなければなりません。
なぜなら、仕事をする価値を、対価が得られることに見出してしまうと、それは自分ではない外の世界からの影響に左右されてしまうという結果になってしまうからです。
仕事の価値を自分以外に見出すのは危険です。
本質的に仕事の価値は与えることにあります。
決してその他のことに価値を見出してはいけません。
与えること以外に価値を求めてしまうと、自分ではコントロールできない世界に自分を委ねてしまうことになるからです。
自律するためには、自分でコントロールできないものに価値を求めるのはとても危険なのです。