仕事をする前に自分を満たすことからはじめよう

 どんな仕事もその根本は誰かの役に立つのが基本だ。

 その仕事をするうえで、大前提として重要なことが、自分が満たされているということである。

 まずは自分が満たされていなければ、本質的に他者の役に立つアプローチはできない。

 なぜなら、自分が枯渇している状態では、他者に何も提供できるものがないからだ。

 例えば、他者に水を提供したいと思っても、自分が肝心の水を持っていなければ、提供はできない。

 まずは、他者に提供できるだけの水を用意しておかなければならないのだ。

 それができていないのに、仕事をしようとしてしまうと、不具合が生じてしまう。

 例えば、他者に水を提供したいと考えているが、実際に自分は水をもっていない。

 どうやって水を提供したらよいか。

 そうした場合、誰か他の人から水を奪ってしまい、その水を他者に提供しようとするかもしれない。

 あるいは、水をもっていても、その水を他者に与えることで自分の水が全くなくなってしまう状況の時、それでも他者に水を与えてしまうことで見返りを求めようとしてしまう。

 仕事において、見返りを求めたり、他者のもっているものを奪うような働き方になってしまっている人を目撃したことはないだろうか?

 あるいは、そのような振る舞いを自分自身がしてしまっていないだろうか?

 そこを的確に捉えて仕事に取り組まなければ、良い仕事はできない。

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