例えば、ある福祉施設の課題として、
業務の効率化
を解決したいというご依頼があると想定する。
職員の業務効率をアップさせるにはどうしたらいいか?
ここで注意すべきは、あくまでその福祉施設のご利用者様の生活を損なわないということだ。
ご利用者様の生活をより充実したものにするための
業務の効率化
でなくてはならない。それが大前提だ。
そのうえで、おこなうべき業務の効率化の一つとして、まず
職員のフォローアップ
が必要となる。
正しいスキルを研修で徹底的に身につける必要がある。本来、正しいスキルを身につけていない状態でご利用者様の前に立ってはいけない。
正しいスキルを身につけ、自信をもって支援できる状態になってはじめて現場に出られるのが本来だ。
また、常に職員どおしが互いにチェックし合いながら、反復学習を欠かさず、正しい技術を習慣化して自然に行動に移せるようになることが業務の効率化に有効だ。
まずは、正しいスキルを職員一人一人が身につけることが一番の業務の効率化だ。
そして、それらスキル一つ一つに込められた根拠を理解することが重要だ。
なぜそうしないといけないかが理解できていないと、スキルも浸透しない。
きちんとした根拠をもって職員一人一人が業務を行うことで、防げるタイムロスは甚大だ。