介護は、ご利用者様の生活をサポートするのが仕事だ。
そのサポートが過剰になりすぎてもいけないし、不足していてもいけない。
サポートが過剰になりすぎると、ご利用者様の機能を奪ってしまうことに繋がる。
サポートが不足していると、ご利用者様の不快や不安、不満が積み重なり、二次障害に繋がる。
介護は、ご利用者様の生活をサポートする仕事であるのにもかかわらず、「安全」のために結果としてご利用者様の生活を制限していることが非常に多い。
介護は、ご利用者様の生活をサポートしながらご利用者様の生活の幅を狭めている。
介護士は、そこの矛盾を抱えていることに気づかなければならない。
介護を決めるのは、介護が必要な人自身なのである。