介護現場で、ご利用者様の意思を本当に理解できているでしょうか?
本当にご利用者様の思いに寄り添える介護職員は、その人自身がしっかりと自分自身と向き合える人なのだと思います。
自分自身と本当の意味で向き合えていない人に、他者の気持ちを理解することはできません。
介護の仕事は、本当の意味で自分自身と向き合うことのできる人にしかできない仕事です。
自分自身と向き合うことは、介護をはじめサービス業すべてに必要なスキルです。
自分と向き合うことのできる人は、少欲知足で行動できます。
介護は、きつい仕事ではありません。
介護をきつい仕事と思っている人は、どこかで介護の仕事を軽んじていると思います。
介護は本来高度で崇高な仕事です。
なぜなら、自分自身と本当の意味で向き合える人にしかできない仕事だからです。さらには、自分自身と向き合えるうえで、他者へ思いを向けられる器が必要となります。
ただ単に自分と向き合うこともできず他者への思いやりもなく介護の仕事をしているようでは、そもそも仕事になっていないのです。
仕事になっていないことをしてただ給料さえもらえたらいいという考え方が、「介護はきつい仕事」という意見をつくっています。
本当にそんな働き方で満足でしょうか?自分も他者も満足させることのできない仕事は百害あって一利なしです。